アインシュタイン方程式
であったので, 両辺に をかけて
… (1)
また,
… (2)
… (3)
… (4)
と定義する.
ビアンキの恒等式より
両辺に をかけると, 計量は の中に入れることができたから
添字を入れ替えると一部符号が変わって(この変換規則はまだ記事を書いていない)
(各項に (1) を用いた)
(第 1 項と第 2 項に (2) を用いた)
両辺に をかけると
(第 1 項に (3), 第 2 項に (4) を用いた)
ここで
((1) より)
添字を入れ替えて
((1) より)
((2) より)
((4) より)
したがって
(クロネッカーのデルタを の中に入れることができることの証明が必要か)
両辺に をかけ, と定義すると
注意
… (2)
と定義したが, 同時に
… (2)'
と定義してしまうと不合理である.
何故ならば (2)' より
であるが, (2) より
となるから
したがって
となってしまう.
計量をかけて添字の上げ下げをする際には添字の順序に気を配る必要がある.